「ラーメン店を開業するので券売機を導入したい」

「小さな店舗なので、大型の券売機までは必要ない気がする」

「ラーメンだけでなく、トッピングやサイドメニューも多いので、どの券売機を選べばよいかわからない」

ラーメン店で券売機を導入する場合、単純に本体の大きさや価格だけで選ぶのはおすすめできません。

確認したいのは、メニュー数、設置スペース、使用する紙幣、来店客数、店舗の運営人数です。

特にワンオペや少人数で営業する店舗では、券売機をうまく活用することで、注文受付や会計にかかる負担を減らし、調理や接客に集中しやすくなります。

この記事では、ラーメン店で券売機を選ぶ際に確認したいポイントを、実際の店舗運営を想定しながら解説します。


ラーメン店に券売機が向いている理由

温泉施設内のラーメンを中心に提供する食堂へ券売機を納品した様子

ラーメン店では、昼食時や夕食時など短い時間にお客様が集中します。券売機で注文受付と会計を行えば、スタッフが調理や配膳を止める回数を減らせます。

さらに、来店客数が多い店舗では2台運用も有効です。アトラスでは、1台が故障してももう1台で営業を続けられるよう、混雑が見込まれる店舗では2台設置を検討することがあります。突然スタッフが現金会計へ切り替えると、厨房まで混乱しやすいためです。

  • ワンオペ・少人数で営業している
  • ランチタイムにお客様が集中する
  • 調理中に現金を触る回数を減らしたい
  • 来店客数が多く、券売機を止めにくい
  • 会計より調理や接客を優先したい

券売機は単に会計を機械化する設備ではなく、店舗全体のオペレーションを安定させるための設備として考えることが大切です。


ラーメン店の券売機選びで最初に確認したい5つのこと

レンタル券売機 VT-S20 グローリー製 小型タイプ
グローリー券売機 VT-B20 屋外用3台
GLORY券売機 VT-T21の正面画像

券売機には、小型タイプ、大型タイプ、高額紙幣対応タイプ、タッチパネルタイプなどがあります。

ただし、最初から機種を決める必要はありません。

まずは、店舗側の条件を整理することが重要です。

1.メニューとトッピングはいくつあるか

GLORY VT-B20券売機のメニュー選択ボタンを確認できる外観

ラーメン店では、ラーメンの種類だけで券売機を選ぶとボタンが足りなくなることがあります。大盛、替玉、味玉、チャーシュー、ライス、餃子、飲み物なども含めて数える必要があります。

また、開業後に価格変更やトッピング追加をする可能性も考えておきましょう。アトラスのお客様でも、営業開始後に価格やメニューを見直すケースは少なくありません。

機種を選ぶ際は、メニュー変更を自分でできるのか、変更のたびに業者への依頼や費用が必要なのかも確認しておくと安心です。現在のメニュー数だけでなく、今後増やす可能性まで含めて必要なボタン数を考えましょう。


2.券売機を置けるスペースはどのくらいか

埼玉県のラーメンマルタツ様に大型券売機VT-B20を導入した様子

ラーメン店では、入口やカウンター周辺のスペースが限られている場合があります。

特に小規模店舗の場合、

「券売機を置いたことで通路が狭くなった」

「入口でお客様が券を購入すると、後ろのお客様が入店できない」

といった状態は避けたいところです。

券売機を選ぶ前に、

  • 設置場所の幅
  • 奥行き
  • 高さ
  • 通路幅
  • 電源位置
  • 搬入口
  • 段差や階段の有無

を確認しておきましょう。

スペースが限られている店舗では、卓上タイプや小型券売機が候補になります。

一方、メニュー数が多い店舗では、設置場所に余裕があれば大型券売機の方が運用しやすい場合があります。


3.千円札だけでよいか、高額紙幣にも対応するか

巾着田公園イベントで券売機から食券を購入する参加者
1,000冊対応の大型券売機VT-B20
世田谷の乾麺グランプリで高額紙幣対応券売機VT-G20を使い、イベント参加者が食券を購入している様子
両替機がいらないタイプの券売機VT-G20

券売機によって、千円札だけに対応する機種と、一万円札などの高額紙幣に対応する機種があります。高額紙幣対応機は便利ですが、本体価格やレンタル料金が上がるため、必ずしも最初から必要とは限りません。

アトラスの経験では、1商品の価格が2,000円を大きく超えない一般的なラーメン店では、まず千円札対応機から検討することが多くあります。VT-S20やVT-B20で十分運用できる店舗もあります。

実際に高額紙幣からの両替が多いと分かってから、両替機を横に追加する方法もあります。最初から設備を大きくせず、店舗のお金の流れを見ながら段階的に考える方法です。


4.ピーク時に何人くらいのお客様が集中するか

回転率を重視する店舗では直感的に操作できるボタン式券売機が向いていることを説明するバナー

短時間にお客様が集中する店舗では、券売機の前で迷う時間も回転率に影響します。特に1台だけで運用する場合は、機能の多さだけでなく誰でも迷わず操作できるかを重視した方がよいでしょう。

アトラスの経験では、タッチパネル式やキャッシュレス対応機は便利な一方、操作に慣れていないお客様が時間をかけてしまうことがあります。本人が焦り、結局スタッフが券売機まで説明に出るケースもあります。

回転率を重視する店舗では、商品が一目で分かり、直感的に押せるボタン式券売機の方が向いている場合があります。


5.ワンオペ・少人数営業か

ラーメン店のカウンターに卓上券売機を設置した様子

ワンオペや少人数営業では、券売機で注文受付と会計を行うことで、スタッフが調理場からレジへ移動する回数を減らせます。特に店舗面積が小さいラーメン店では、小型券売機が使いやすい場合があります。

アトラスでは、VT-S20を入口付近の台やカウンターに設置し、お客様自身に食券を購入してもらう運用をしている店舗があります。大きな券売機を置く場所がなくても、店舗の動線に合わせて設置できます。

実際にワンオペ営業で導入している佐伯ラーメン鶴亀様の事例も紹介しています。

【内部リンク:佐伯ラーメン鶴亀様 導入事例】


小型券売機が向いているラーメン店

ラーメン店のカウンター席でお客様がラーメンを食べている様子

小型券売機は、カウンター中心の小規模店舗や、ラーメンの種類を絞って営業する店舗に向いています。メニュー数が少なく、千円札中心の運用で問題なければ、大型機を置かずに省スペースで運用できます。

「小型だと、つり銭が足りなくならないか」という相談もありますが、実際には十分回るケースがあります。アトラスでは、花火大会などでVT-S20を1台あたり1,000人以上が利用した運用経験もありますが、紙幣と硬貨が適度に使われ、頻繁な補充なしで運用できるケースがありました。

つり銭量が心配な場合は、予備のつり銭カセットを用意する方法もあります。店舗の客数や価格帯を見ながら準備すると安心です。

【内部リンク:小型券売機VT-S20など】


大型券売機が向いているラーメン店

家系ラーメン無さぼり屋様でVT-B20券売機を設置した様子

大型券売機は、ラーメンの種類だけでなく、つけ麺、味噌、醤油、トッピング、セット、ご飯物、ビールや飲み物など、販売する商品が多い店舗に向いています。

ボタン数に余裕があるため、現在のメニューだけでなく、今後商品を増やしたい場合にも対応しやすくなります。高額紙幣対応が必要な店舗でも、大型機が候補になることがあります。

重要なのは店舗面積だけで判断しないことです。券売機で販売したい商品の総数と、今後どこまでメニューを増やすかを考えて選ぶと失敗しにくくなります。


ラーメン店ではボタン配置・メニュー設定も重要

家系ラーメン店へ大型券売機を納品するアトラスの社長

券売機はボタン数が多ければよいわけではありません。商品が多すぎたり、主力商品が埋もれていたりすると、お客様が券売機の前で迷ってしまいます。

アトラスでは、看板メニューを大きなボタン1~2個に絞って目立たせる配置をおすすめすることがあります。おすすめを3つ、4つと増やすより、「まず何を選べばよいか」が分かりやすい方が注文はスムーズです。

ラーメン、トッピング、サイドメニューを分け、売切設定もしやすい配置にしておくと日々の運用も楽になります。アトラスではレンタル前にメニュー・価格・ボタン配置を確認し、設定した状態で納品しています。


ラーメン店で券売機をレンタルするメリット

新規開業では、内装、厨房機器、仕入れなど多くの費用がかかります。最初から券売機を購入するより、まずレンタルで店舗運営に合うか試す方法があります。

実際に営業してみると、必要なボタン数、つり銭量、高額紙幣の利用頻度、メニュー変更の多さなど、開業前には分からなかったことが見えてきます。

その結果を見てから中古機や新品の購入を検討すれば、最初から必要以上に高機能な券売機を選ぶリスクを抑えられます。期間限定店舗や繁忙期だけ増設したい場合にもレンタルは選択肢になります。


実際のラーメン店への導入事例

九州の佐伯ラーメン鶴亀様・店内に券売機を設置した様子

株式会社アトラスでは、実際にラーメン店への券売機導入を行っています。

佐伯ラーメン鶴亀様では、ワンオペ営業のため、注文受付や会計による負担を減らすことが課題の一つでした。

そこで、店舗の設置スペースやメニュー構成を確認し、小型券売機を導入しました。

券売機を活用することで、スタッフが調理や接客に集中しやすい営業体制につながっています。

実際の店舗でどのように券売機を活用しているのかは、導入事例で詳しく紹介しています。

新規開業で券売機レンタルを利用された事例

アトラスでは、新しく飲食店を開業されるお客様にも多くの券売機をレンタルしています。

一例として、大分県佐伯市で開業した「佐伯ラーメン鶴亀」様では、佐伯市のチャレンジショップ制度を活用した期間限定店舗の開業にあたり、小型券売機VT-S20をレンタルで導入いただきました。

大分県佐伯市の新規開業ラーメン店でレンタル券売機を設置した様子

佐伯ラーメン鶴亀様の導入事例を見る

佐伯ラーメン鶴亀様は、佐伯市のチャレンジショップの枠組みを利用してラーメン店を新規開業されました。

店舗の利用期間が約2年間と決まっていたこともあり、券売機は購入ではなくレンタルを選択。アトラスでメニューや価格を登録し、営業ですぐ使える状態に設定したVT-S20を納品しました。

開業後にはメニューの大幅な変更もあり、券売機の設定データを変更して対応しています。

新規開業の場合、実際に営業を始めてからメニュー構成や必要なボタン数、つり銭量などが変わることもあります。最初から購入するのではなく、まずレンタルで運用してみる方法も選択肢の一つです。

※本事例は2025年の開業時の導入内容をご紹介しています。


ラーメン店で券売機を導入する前に確認しておきたいこと

ラーメン店で券売機を導入する前に確認したい10項目

お問い合わせや見積もりを依頼する前に、次の項目を確認しておくと機種選びがスムーズです。

  • メニュー数
  • トッピング・サイドメニュー数
  • 必要な台数
  • 使用する紙幣・硬貨
  • 高額紙幣対応の必要性
  • 設置場所の広さ
  • 搬入口・段差・階段の有無
  • 利用開始日
  • 利用期間
  • 店舗所在地

すべて決まっていなくても問題ありません。

「小さなラーメン店なので、どの券売機が合うかわからない」といった段階でも、店舗条件を確認しながら機種を検討できます。


ラーメン店の券売機についてよくある質問

小さなラーメン店でも券売機は設置できますか?

設置スペースやメニュー数によっては、小型券売機を利用できます。店舗の入口やカウンター周辺のスペースを確認したうえで機種を選びます。

トッピングが多い場合はどの券売機が向いていますか?

ラーメン本体だけでなく、トッピング、セット、サイドメニューを含めた総メニュー数から必要な口座数を確認します。メニューが多い店舗では大型券売機が向いている場合があります。

千円札だけ対応する券売機でも使えますか?

店舗の客単価や利用状況によります。高額紙幣を利用するお客様が多い場合は、高額紙幣対応券売機や両替機との組み合わせも検討できます。

ワンオペ店舗でも券売機は使いやすいですか?

券売機で注文受付と会計を行うことで、スタッフがレジへ移動する回数を減らせます。ワンオペや少人数営業の店舗では特に検討しやすい設備です。

メニューを登録した状態で納品してもらえますか?

はい。アトラスでは事前にメニュー・価格・ボタン配置などを確認し、設定した状態で納品しています。

新規開業前でも相談できますか?

可能です。メニュー数、店舗所在地、設置予定場所、オープン予定日など、決まっている範囲でご相談ください。


株式会社アトラス 代表取締役 甲斐田伸一

執筆・監修

甲斐田 伸一

株式会社アトラス 代表取締役

券売機・両替機の中古販売・レンタルを通じて15年以上、仕入れ、機種選定、メニューや価格の設定・変更、導入相談、トラブル対応などに携わっています。

ラーメン店に合った券売機選びをサポートします

ラーメン店の券売機は、店舗の広さだけで選ぶのではなく、メニュー数、客単価、使用する紙幣、来店客数、営業人数などを総合的に考える必要があります。

小型券売機が適している店舗もあれば、大型券売機や高額紙幣対応機種が必要な店舗もあります。

株式会社アトラスでは、券売機をレンタルするだけでなく、メニュー設定、出荷前点検、配送、設置、操作説明など、店舗で実際に使用できる状態までサポートしています。

「自分のラーメン店にはどの券売機が合うかわからない」という場合は、メニュー数や店舗条件をお知らせください。

用途に合わせた機種をご案内します。

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